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カーコーティングの費用相場|種類・業者別の価格差の理由

アルファの職人がポリッシャーでポルシェのボディを磨いている様子

「コーティングを調べたら、2万円から40万円まで出てきた。何が違うのか分からない」

これが、カーコーティングを検討する方が最初にぶつかる壁です。決して安い買い物ではないので、失敗はしたくない。けれど価格差の理由が誰も説明してくれない。

この記事では、東京・足立区でカーコーティングを手がけるアルファが、費用が何で決まるのかコーティング剤の種類別・業者別の相場、そして高いほうが常に正解とは限らない理由まで、自社の実際の料金も開示したうえでお伝えします。

目次

コーティングの費用は、2つの掛け算で決まる

ボディを研磨している作業風景
金額の大部分は、実は「磨きにかけた時間」です

カーコーティングの費用は、おおまかに「下地処理(磨き)にかける工程数」×「コーティング剤の種類」で決まります。この2つを分けて考えると、価格差の理由がはっきりします。

費用を決める2つの要素 ① 下地処理の工程数 ・新車か中古車か ・傷やくすみの量 ・ボディサイズ × ② コーティング剤の種類 ・ポリマー/ガラス/セラミック ・材料そのものの原価 ・施工難易度と硬化時間 安いメニューの多くは、①をほとんど行っていません 同じ剤を使っても、下地の差で仕上がりと持ちが変わります

「同じガラスコーティングなのに値段が違う」の答えは、ほぼここにあります

アルファではコーティング施工の工程の約7割が磨きです。液剤を塗る作業そのものは全体の一部でしかありません。逆に言えば、磨きを省略すれば費用は大きく下げられます。安さの正体は、多くの場合ここです。

コーティング剤の種類別の相場

専用アプリケーターでコーティング剤を塗布している様子
剤の種類で、材料原価も施工の難易度もまったく違います(画像はイメージです)

価格差がいちばん大きく出るのが、コーティング剤の選択です。

種類別の価格帯(一般的な目安) ポリマー(ガラス系を含む) 1万〜8万円 ガラスコーティング 10万〜25万円 セラミックコーティング 20万〜40万円 0円 20万円 40万円

アルファがプロとして把握している市場の目安です。実際の金額は店舗と施工内容で変わります

種類価格帯の目安特徴
ポリマー
(ガラス系を含む)
1万〜8万円主成分は樹脂。硬化時間が不要で施工が短時間。磨きを行わないメニューで使われることが多い
ガラスコーティング10万〜25万円主成分がガラス。硬化するとガラス被膜になり硬度と耐久性に優れる。下地処理が前提
セラミックコーティング20万〜40万円硬度・耐汚性・耐油性でガラスの上位互換。温度管理された専用ブースが必要

「ガラス系」と「ガラス」はまったく別物です

ここが最も誤解されている点です。「ガラス系コーティング」には明確な定義がありません。ガラス成分がごく少量でも含まれていれば、そう名乗ることができます。実際には主成分がポリマー(樹脂)である製品がほとんどです。

「ガラスコーティング2万円」という広告を見たら、それはほぼ確実に「ガラス系」だとお考えください。本物のガラスコーティングとは、価格帯も持ちも別物です。

新車と中古車で費用が変わる理由

黒いボディをマシンで研磨している様子
中古車は下地処理にかかる工程数が増えるため、その分費用が上がります

新車へのコーティングは、一般的な相場で2万円程度〜20万円以上と幅があります。中古車の場合は年式と状態で大きく変動し、サイズにもよりますが8万円程度〜30万円以上かかることがあります。

差が出る理由は単純で、中古車のほうが磨きの工程数が増えるからです。逆に新車は状態が良いぶん下地処理が短く済むため、磨きをしっかり行う店でも中古車より1割程度安い設定になっていることが多くあります。

「新車だから磨かなくていい」は誤解です

意外に知られていませんが、新車でも製造工程や販売店での保管状況によって、くすみや汚れが付いていることがほとんどです。

下地処理をせずにコーティングを塗ると、本来のオリジナル塗装の発色やツヤが引き出せないまま被膜で覆うことになります。さらに密着が弱まり、コーティング本来の性能を発揮できないこともあります。新車こそ、その状態を正しく引き出してから守る意味があります。

依頼先による価格帯と特徴

アルファの職人がポリッシャーでボディを磨いている様子
同じ「コーティング」でも、依頼先によって中身はかなり違います

コーティングを依頼できる先は、大きく3種類に分かれます。どれが優れているという話ではなく、性質が違います。

依頼先3種類の違い コーティング専門店 約10万円〜 ・設備と道具が揃う ・難しい施工も可能 ・対応エリアは狭い ・店ごとの差が大きい ・見極めが最も重要 カーディーラー 約10万円〜 ・購入時にまとめられる ・ローンに組み込める ・納車時には完成済み ・多くは外注している ・中間マージンが入る 大手フランチャイズ 約2万円〜 ・対応エリアが広い ・手順がマニュアル化 ・誰が施工しても均一 ・下地の磨きは基本なし ・低価格帯は満足度高め

価格帯はいずれも一般的な目安です

フランチャイズ店を否定するつもりはありません。マニュアル化されているぶん、誰が施工しても仕上がりが安定するのは大きな強みで、低価格帯のサービスでは満足度が高いと感じています。ただし下地の磨きを行わないメニューが基本なので、高価格帯のサービスになると好みが分かれます。

ディーラーは利便性が最大のメリットです。購入時にまとめられ、ローンに組み込め、納車時には完成しています。一方で多くは外注のため中間マージンが入り、支払総額が専門店と大きく変わらないわりに、施工内容を考えると割高に感じられることがあります。

アルファの実際の料金

コーティング施工後の深い艶が出たボディ
アルファの料金には、徹底した下地処理・研磨費用が含まれています

相場の話だけでは実感が湧かないと思いますので、アルファの料金を開示します。いずれも下地処理・研磨費用を含んだ金額です。

メニューM サイズL サイズLL サイズ
ガラスコーティング110,000円〜115,000円〜120,000円〜
セラミックコーティング220,000円〜230,000円〜240,000円〜

部分的なメニューもご用意しています。

オプションメニュー料金(税込)
ホイールコーティング(レギュラー)33,000円
ホイールコーティング(プレミアム)60,500円
ウィンドウ(ウロコ研磨・除去)F・R・ルーフ 各8,800円/サイド 各4,400円
ウィンドウ(撥水コーティング)F・R・ルーフ 各8,800円/サイド 各4,400円
ドアモール コーティング22,000円
エンジンルーム コーティング16,500円
幌コーティング2シーター 38,500円/4シーター 49,500円

※アルファのカーコーティング料金表より(税込)。車種・状態・作業範囲により変動します。

お車の年式と状態が分かれば、下地処理にどれくらい必要かも含めてお見積もりできます。LINEで車種・年式・気になっている箇所をお送りください。上位メニューを押し売りすることはありません。

高いほうが常に正解とは限らない

ポルシェのリアバンパーを研磨している様子
金額よりも、その金額が何に使われているかを見てください

ここは正直にお伝えします。いちばん高いメニューを選べば正解、というものではありません。

乗る年数が短いなら、上位メニューは活きない

セラミックコーティングの耐久は5〜7年以上ですが、3年で乗り換える予定なら、その耐久は使い切れません。その場合はガラスコーティングのほうが合理的です。

屋内保管なら、負担そのものが小さい

紫外線・酸性雨・鳥のフンにさらされる時間が短ければ、被膜への負担も小さくなります。青空駐車の方と屋根付きの方では、必要な保護のレベルが変わります。

見るべきは金額ではなく「下地処理が含まれているか」

同じ10万円でも、下地処理を含む10万円と、塗るだけの10万円ではまったく別物です。見積もりを比べるときは、磨きの工程が入っているかを必ず確認してください。ここが入っていない見積もりは、そもそも比較の土俵が違います。

「〇年ノーメンテナンス」という表現に注意

雨天時にボディの表面で水滴が弾かれている様子
撥水性能も、汚れを放置すれば早い段階で落ちていきます

高価格帯のコーティングでよく見る「〇年保証」「〇年間ノーメンテナンス」という表現。ここも正直に書きます。

どんなに高価なコーティングを施工しても、表面に汚れは付きます。そしてそれを放置すれば、保護膜も撥水効果もかなり早い段階で薄れます。

むしろガラスやセラミックなど高単価のコーティングほど、定期的なメンテナンスが重要です。せっかくかけた費用を無駄にしないために、洗車と点検を続けることが、結果的にいちばん効きます。

安いコーティングが向いている方

施工前に洗車をしている様子
目的がはっきりしていれば、低価格帯のメニューでも十分なことがあります

専門店として書きにくいことですが、低価格帯のコーティングが合理的な方もいます。

  • 1〜2年以内に乗り換える予定がある
  • すでに傷やくすみが多く、下地処理まで含めると費用が見合わない
  • とりあえず撥水させて洗車を楽にしたい、という目的がはっきりしている
  • コーティング自体が初めてで、まず体感してみたい

逆に、長く乗る予定がある方、新車の状態を保ちたい方、売却時の査定を意識している方は、下地処理を含むメニューを選ぶ意味が大きくなります。ここは予算ではなく、乗り方で決まる話です。

よくあるご質問

黄色いボディの下地処理をしている様子
見積もりを比べるときは、下地処理の有無を必ず確認してください

カーコーティングの費用相場はいくらですか?

コーティング剤の種類で大きく変わります。一般的な目安は、ポリマー系が1万〜8万円、ガラスコーティングが10万〜25万円、セラミックコーティングが20万〜40万円です。アルファではガラスコーティング110,000円〜、セラミックコーティング220,000円〜(税込・下地処理を含む)でご案内しています。

なぜ同じガラスコーティングなのに店で値段が違うのですか?

下地処理(磨き)の工程数が違うためです。コーティング施工の工程の約7割は磨きで、ここにかける時間が費用に直結します。また「ガラス系」と表記された製品は主成分が樹脂であることが多く、本物のガラスコーティングとは別物です。

新車なら下地の磨きは不要ですか?

必要です。新車でも製造工程や販売店での保管状況によって、くすみや汚れが付いていることがほとんどです。磨かずに施工すると本来の発色やツヤが出ず、コーティングの密着も弱まります。ただし中古車より状態が良いため、工程は短く済みます。

ディーラーと専門店ではどちらがいいですか?

重視する点によります。購入時にまとめられる利便性やローンへの組み込みを重視するならディーラー、施工内容と仕上がりを重視するなら専門店です。ディーラーは多くの場合外注のため中間マージンが入る点は知っておいてよいと思います。

「5年保証」なら5年間なにもしなくていいのですか?

いいえ。保証期間と、手入れなしで性能が保たれる期間は別のものです。汚れを放置すれば保護膜も撥水効果も早く落ちます。高単価のコーティングほど、定期的な洗車とメンテナンスが重要になります。

見積もりを比べるとき、どこを見ればいいですか?

下地処理(磨き)が含まれているかどうかです。同じ金額でも、磨きを含むものと塗るだけのものではまったく別の商品です。工程の内訳を出してもらえるかどうかも、店を見極める材料になります。

まとめ|金額より、その中身を見る

施工を終えた白いBYD シール
同じ金額でも、何に使われているかで結果は変わります
  • 費用は「下地処理の工程数」×「コーティング剤の種類」で決まる
  • 目安はポリマー1万〜8万円、ガラス10万〜25万円、セラミック20万〜40万円
  • 「ガラス系」は主成分が樹脂。本物のガラスコーティングとは別物
  • 新車でも磨きは必要。ただし中古車より工程は短く済む
  • 依頼先は専門店・ディーラー・フランチャイズの3種類。優劣ではなく性質の違い
  • 見積もりは金額ではなく「下地処理が含まれているか」で比べる
  • 「〇年ノーメンテナンス」はない。高単価ほど手入れが効く

コーティングは、金額の幅がとても大きいサービスです。だからこそ「その金額が何に使われているのか」を見てください。そこさえ分かれば、高いか安いかは自分で判断できるようになります。

他社のお見積もりと比べていただいて構いません

車種・年式・気になっている箇所をお送りいただければ、下地処理にどれくらい必要かも含めてお見積もりします。
他店の見積もりについて「この内容なら妥当です」とお伝えすることもあります。まずはお気軽にどうぞ。

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