飛び石対策にプロテクションフィルムは効くのか|ボディとフロントガラスで違う守り方
飛び石は
ボディとガラスで別。
飛び石が当たる場所ごとの守り方と、ボディ用のプロテクションフィルムとフロントガラス専用の保護フィルムの違い、費用の考え方をまとめます。
- 東京・足立区の施工店
- 年間1,000台以上を施工
高速道路を走っていて、前の車が跳ねた石が「パチッ」と当たる。あの音を聞いたことのある方は多いと思います。
「飛び石対策にプロテクションフィルムは効くのか」。よくいただく質問ですが、答える前にひとつ整理させてください。飛び石が当たる場所は、大きく「ボディ」と「フロントガラス」に分かれます。そして、この2つは守り方がまったく違います。
ここを混同したまま施工すると、「フィルムを貼ったのにガラスが割れた」ということが起こります。東京・足立区でXPEL認定施工店をしているアルファが、どこに何を貼るべきかを説明します。
飛び石対策は、ボディとフロントガラスで別です。ボディはプロテクションフィルム、ガラスは専用の保護フィルムで守ります。
- ボディ用のプロテクションフィルムは、フロントガラスには貼れません。視界に関わるため、専用品が必要です。
- ガラスの傷は車検に響き、放っておくと広がります。リペアで済むのは500円玉で隠れる程度までで、それを超えると交換です。
- 保護フィルムは「絶対に割れない」ものではなく、届く衝撃を減らす層です。
- ボディの傷は磨いたり、あとから貼ったりできます。ガラスは割れたら交換しかありません。
01 / WHAT飛び石はどこに当たるのか|守り方が2つに分かれます
飛び石を受けやすいのは、走行風がぶつかる車の前半分です。ただし、当たる面の素材が違えば、対策も変わります。
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02 / PRICEボディの飛び石対策|プロテクションフィルム(PPF)
ボンネット、フロントバンパー、フェンダー。これらの塗装面を守るのがプロテクションフィルム(PPF)です。ポリウレタン(TPU)製の厚く柔らかいフィルムで、飛び石の衝撃を受け止めます。
アルファは「XPEL」の認定プロテクションフィルム施工店です。
XPELのPPFは3層構造で、最表面には紫外線・汚れを防ぐ自己修復トップコート層があります。洗車キズを熱で修復するセルフヒーリング機能を備えた層です。XPELメーカー保証は10年です。
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| 施工範囲 | Mサイズ | Lサイズ | LLサイズ |
|---|---|---|---|
| フロントセット | 278,000円〜 | 373,000円〜 | 410,000円〜 |
| フルセット | 874,000円〜 | 1,113,000円〜 | 1,336,000円〜 |
予算に限りがあるならフロントセットからが合理的です。飛び石を受けるのは圧倒的にフロントまわりだからです。
フロントセットでも決して安くはありません。飛び石を受けやすい部品だけを単体で守るという方法もあります。
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| 部位 | 守れるもの | 料金(税込) |
|---|---|---|
| ヘッドライト保護 | 飛び石による欠け、黄ばみ・くすみ | 32,780円通常42,350円 |
| ミラーカバー・その他 | 虫汚れ、日常の細かな擦りキズ | 30,800円通常38,500円 |
| ドアモール(白濁防止) | 欧州車に多いメッキの白サビ | 52,800円通常66,000円 |
ヘッドライトは交換すると高額になる部品なので、ここだけ守るという判断には十分な合理性があります。あとからフロントセットに広げることもできます。
03 / CAUTIONフロントガラスは、ボディ用PPFでは守れません
ここが見落とされがちです。ボディ用のPPFは、フロントガラスには貼りません。視界に関わる部分なので、透明度と歪みのない専用のフィルムが必要になるからです。
そしてガラスの飛び石は、ボディの傷とは意味が違います。
- 視界にかかる傷やヒビは、車検に通らないことがあります。
- 小さなヒビは、温度差や振動で放っておくと広がります。
- 近年の車はフロントガラスにADAS(先進運転支援システム)のカメラやセンサーが内蔵されており、交換時にはカメラの再調整(エーミング)が必要になります。
打痕の直径がおおよそ1.5〜2センチ以内、500円玉を当てて完全に隠れる程度であれば、ガラスリペアで対応できるケースがほとんどです。
それを超えると交換になります。気づいたら早めに見てもらうことが、費用を抑える一番の近道です。
04 / WHATフロントガラス専用の保護フィルムとは
フロントガラスの表面に貼る、透明な保護フィルムです。見た目はほとんど変わりません。飛び石が当たったときに、フィルムが衝撃を受け止め、ガラスまで達しにくくします。
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もうひとつ、あまり知られていない効果があります。飛散防止です。万が一の事故でガラスが割れたとき、破片の飛び散りを抑えます。
05 / CASESレースの現場で実証された保護性能
この保護フィルムの効果がいちばん分かりやすく出るのが、レースの現場です。
サーキットでは、前を走る車が巻き上げる砂利や、タイヤカスが猛烈な勢いで飛んできます。公道とは比べものにならない量と速度です。アルファはレーシングカーのフロントガラスへの施工も手がけています。
過酷な環境で使われているという事実は、公道を走る一般車にとっても意味があります。高速道路を日常的に使う方、長距離を走る方ほど、受けている飛び石の量は多いからです。
06 / COMPARISON正直に|メリットとデメリット
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| メリット | 知っておきたいこと |
|---|---|
| 飛び石の衝撃を受け止める | 「絶対に割れない」わけではありません。大きな石や高速での衝突では、ガラスまで達することがあります。 |
| 見た目が変わらない | 透明なフィルムですが、施工の精度が低いと歪みや気泡が出ます。視界に関わる部分なので、施工店選びが重要です。 |
| 飛散防止になる | — |
| 交換より安く済む | ワイパーの使用頻度や走行環境によって、フィルム自体の寿命は変わります。永久ではありません。 |
デメリットを先にお伝えしておくと、消耗品であるという点です。ワイパーが常に擦れる部分なので、いずれは貼り替えが必要になります。とはいえ、貼り替えるのはフィルムであってガラスではありません。
07 / PRICE費用の考え方|交換費用と比べてみる
フロントガラスの交換費用は、車種によって大きく変わります。一般的な国産車でも10万円前後かかることがあり、輸入車になると20万円を超えるケースも珍しくありません。ADASのカメラが内蔵されていれば、再調整(エーミング)の費用も加わります。
フェラーリやポルシェのような車になると、フロントガラスだけで50万円以上、場合によっては100万円を超えることもあります。部品価格は年々上がっており、下がる見込みは薄いのが実情です。
一方、フロントガラス用の保護フィルム施工は、車種やガラスサイズ、フィルムの種類によって変わりますが、おおよそ5万〜10万円程度が一般的な相場です。ガラス1回分の交換費用と同じか、それ以下という水準になります。
車両保険でガラス交換をまかなうことはできますが、翌年以降の等級が下がり、保険料が上がります。数年かけて負担を払い直すことになるため、金額だけを見て判断すると損をすることがあります。
アルファではフロントガラスの状態と車種を見てからお見積りをお出しします。着手前に必ず金額をご提示します。
フロントガラス用のフィルムは、車種とガラスの形で金額が変わります。①車種・年式 ②カメラ・センサーの有無 ③ボディも一緒に守りたいか をLINEでお送りください。ご相談・お見積もりは無料です。
08 / FAQよくあるご質問
飛び石対策には、プロテクションフィルムを貼れば十分ですか?
貼る場所によります。ボンネットやバンパーなどの塗装面はボディ用のPPFで守れますが、フロントガラスには貼れません。ガラスにはガラス専用の保護フィルムが必要です。両方を守りたい場合は、それぞれ別の施工になります。
フィルムを貼れば、フロントガラスは絶対に割れませんか?
絶対ではありません。フィルムは衝撃を受け止めて、ガラスまで達する力を減らすものです。大きな石や高速での衝突では、ガラスに影響が出ることもあります。「割れにくくする」ものとお考えください。
視界に影響はありませんか?
透明なフィルムなので、正しく施工されていれば見え方はほとんど変わりません。ただし施工精度が低いと歪みや気泡が出ます。視界に直結する部分なので、施工実績のある店を選んでください。
DIYで貼れますか?
おすすめしません。フロントガラスは曲面で面積も大きく、気泡や歪みが出やすい部位です。しかも視界に関わります。ボディのフィルムとは難易度が違います。
フィルムはどのくらい持ちますか?
ワイパーの使用頻度や走行環境によって変わるため、一律には言えません。常にワイパーが擦れる部位なので消耗品とお考えください。ただし貼り替えるのはフィルムであって、ガラスではありません。
すでに小さな傷があるのですが、上から貼れますか?
状態によります。既存の打痕やヒビは、フィルムを貼っても消えません。先にリペアが必要な場合もあるため、現車を見せていただいてから判断します。
09 / SUMMARYまとめ|割れてからでは、選択肢がありません
- 飛び石対策はボディとフロントガラスで別です。ボディはPPF、ガラスは専用の保護フィルム。
- ボディ用PPFはフロントガラスには貼れません。視界に関わるため、専用品が必要です。
- ガラスの傷は車検に響き、放っておくと広がります。ADAS搭載車は交換時に再調整も必要です。
- リペアで済むのは500円玉で隠れる程度まで。それを超えると交換です。
- 保護フィルムは「絶対に割れない」ものではなく、届く衝撃を減らす層です。
ボディの傷は磨いたり、あとから貼ったりできます。ガラスは割れたら交換しかありません。手を打てるのは、割れる前だけです。
ボディへのPPF施工の実例です。範囲の考え方の参考になります。
実際の施工記録と、費用面からの考え方をまとめています。
車種と、どこを守りたいかを教えてください
「ボディだけでいいのか、ガラスまでやるべきか」というご相談から結構です。
車種と年式、走る環境(高速をよく使うか、長距離が多いか)をお聞かせください。
フロントセットで十分と判断した場合は、そうお伝えします。
