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コーティング済みの車にプロテクションフィルムは貼れる?順番・注意点・上からコーティングする話

コーティング済みの車にプロテクションフィルムを施工する方法と注意点について解説

「もうコーティングしてあるけど、飛び石が心配になってきた。今からプロテクションフィルムは貼れる?」——結論、貼れます。ただし、フィルムを貼る面のコーティングは、貼る前に落とす必要があります。この記事では、コーティング済みの車にフィルムを足すときの順番と注意点、逆に「フィルムの上にコーティングは要るのか」までを、東京・足立区の専門店アルファがまとめます。

目次

先に答え:貼れる。ただし「貼る面のコーティングは落とす」

コーティング済みの車にプロテクションフィルムを施工する利点を解説

コーティングは「水や汚れを弾く膜」です。つまり、フィルムの糊も弾きます。コーティングの上にそのまま貼ると、最初は付いているように見えても、端から浮いたり、洗車で剥がれたりします。だから専門店では、フィルムを貼るパネルだけコーティングを落として(脱脂・軽い研磨)から貼ります。貼らないパネル(ドアやルーフなど)のコーティングは、そのまま残ります。

場所コーティングは?結果
ボンネット・バンパー・フェンダー(フィルムを貼る面)落としてから貼るフィルムが塗装を直接守る。コーティングは不要になる
ドア・ルーフ・リア(貼らない面)そのまま残す今までどおりコーティングが守る
貼ったフィルムの表面希望なら上からコーティング可汚れにくさ・水弾きを足せる(後述)
コーティングは「糊も弾く」。だから貼る面だけ落とす コーティングの上にそのまま貼る 塗装 被膜 浮く 糊が密着せず、端からめくれる 貼る面だけ落としてから貼る 塗装(脱脂・軽い研磨で素の状態に) フィルム 約200μm 塗装に直接密着。端も浮かない

図1:「せっかくのコーティングがもったいない」と思いがちですが、フィルムを貼る面はフィルムが守るので、コーティングの役目は終わりです

貼る前に確認すること・工程

コーティング済みの車にプロテクションフィルムを施工する際の注意点を解説

① 施工店に「コーティング済み」と伝える

いつ・どこで・何のコーティングをしたかを伝えてください。落とし方が変わります。市販の簡易コートなら脱脂で落ちますが、専門店のガラス・セラミックは軽い研磨が要ります。研磨するということは、塗装の状態も見るということです。再塗装した部分や、飛び石の欠けがすでにある部分は、貼る前に処置が必要なことがあります。

② 工程:洗車 → 貼る面の被膜除去 → 脱脂 → 貼り込み → 乾燥

順番は新車と同じですが、「貼る面の被膜除去」が1工程増えます。ここを省くと、上の図の左側になります。貼り込みはブース内で、フィルムを水で滑らせて位置を決め、水を押し出して密着させます。貼ってから数日は糊が落ち着くまで洗車を控えてください。

③ コーティングの保証は、貼った面だけ対象外になることがある

コーティングに保証が付いている場合、フィルムを貼るために被膜を落とした面は、その保証の対象から外れることがあります。アルファで施工したコーティングなら、その場でご説明します。他店のコーティングなら、事前に施工店へ確認しておくと安心です。

順番を選べるなら「先にフィルム、後からコーティング」

これから両方やる予定なら、先にフィルムを貼り、後からコーティングをかけるのが正解です。フィルムを貼る面とそれ以外を分けて考えなくてよく、費用の無駄もありません。新車納車前のご相談なら、この順番でご案内しています。テスラなど飛び石を受けやすい車の考え方はコーティングだけで後悔する理由にまとめています。

逆に「フィルムの上にコーティング」は要る?

フィルムの上のコーティングは「汚れ対策」であって「防御力」ではない 塗装 プロテクションフィルム(約200μm)= 飛び石・傷を止める層 コーティング(0.1〜0.3μm)= 汚れ・水シミを付きにくくする層 足せるもの 汚れの付きにくさ・水弾き・洗車の楽さ 変わらないもの 飛び石への強さ・自己修復(フィルム側の性能) フィルム対応のコーティングを使うこと。フィルムの自己修復を邪魔しないものを施工店が選ぶ

図2:「守る」のはフィルム、「きれいを保つ」のはコーティング。役割が違うので、重ねる意味はあります

フィルムの表面には、もともと汚れにくいトップコートがあります。それでも、水シミの付きにくさや洗車の楽さを足したい方には、フィルムの上からのコーティングをご案内しています。ただし、飛び石への強さはフィルムで決まるので、コーティングを重ねても防御力は上がりません。フィルムの自己修復を邪魔しない製品を使うことが条件なので、フィルムを貼った店で相談するのが確実です。

貼った後の手入れは、貼った面と貼っていない面で変わる?

施工後のパナメーラ ボンネットのアップ。フィルムの存在が分からない仕上がり
貼った面(ボンネット)と貼っていない面の境目は、見た目では分かりません

基本の洗い方は同じです。水で砂を流してから、中性シャンプーで手洗いし、乾く前に拭く。これはコーティング面もフィルム面も変わりません。違うのは2点だけです。

  • フィルムの縁には、高圧洗浄のノズルを近づけない。端から水が入ると浮きの原因になります。30cmほど離してください
  • フィルム面には、研磨剤入りの水垢落としを使わない。フィルムの表面の自己修復層を傷めます。水シミが気になるときは、施工店に相談してください

フィルムに入った細かい洗車傷は、日なたの熱やぬるま湯で戻ります。飛び石でフィルム自体がえぐれた場合は戻らないので、その部分だけ貼り直します。フィルムの持ちはプロテクションフィルムの耐用年数にまとめています。

料金の目安と、よくある質問

コーティング済みの車へのプロテクションフィルム施工 まとめ
メニュー(税込)MサイズLサイズLLサイズ
PPF フロントセット278,000円〜373,000円〜410,000円〜
PPF フルセット874,000円〜1,113,000円〜1,336,000円〜
ガラスコーティング110,000円〜115,000円〜120,000円〜
セラミックコーティング220,000円〜230,000円〜240,000円〜

コーティング済みの車の被膜除去は、フィルムを貼る面の状態を見てお見積りします。最新の金額は料金プラン一覧プロテクションフィルムの料金表でご確認ください。

Q. コーティングして1か月しか経っていません。もったいなくないですか?

A. 貼る面のコーティングは無駄になりますが、貼らない面には残ります。フィルムを貼りたい理由が「飛び石」なら、ボンネットとバンパーだけ(フロントセット)に絞れば、無駄になる範囲は最小で済みます。

Q. 自分でコーティングを落として持ち込めば安くなりますか?

A. おすすめしません。落とし残しがあると密着不良の原因になり、落としすぎると塗装を傷めます。被膜の除去は施工の一部として、こちらで行います。

Q. 数年後にフィルムを剥がしたら、その面はどうなりますか?

A. フィルムを貼っていた面の塗装は、貼った時点の状態のまま残ります。コーティングは貼る前に落としているので、剥がした後は、その面だけ新しくコーティングをかけるか、フィルムを貼り替えるかを選びます。

Q. どの部分に貼るのが効きますか?

A. 飛び石が集中するのはボンネット先端・バンパー・フェンダー前側です。詳しくは効果的な施工部位をご覧ください。

まとめ

パナメーラのボンネットとフェンダーにXPEL ULTIMATE PLUSを水貼りする作業
フィルムは水で滑らせて位置を決め、水を押し出して密着させます(ポルシェ パナメーラの施工より)
  • コーティング済みでも、プロテクションフィルムは貼れる
  • 貼る面のコーティングは落としてから貼る。貼らない面は残る
  • これから両方やるなら「先にフィルム、後からコーティング」
  • フィルムの上のコーティングは汚れ対策。防御力はフィルムで決まる
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