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ポルシェ 911 GT2 RS|カーラッピング施工事例

Porsche 911 GT2 RS (Type 991)

フルラッピング施工事例
ガーズレッドからホワイト・レーシング仕様へ

施工前:純正ガーズレッド BEFORE
施工後:ホワイトラッピング AFTER
かつてニュルブルクリンク北コースで6分47秒3という驚異的なタイムを叩き出し、量産市販車最速の称号を手にしたハイパフォーマンスカー「ポルシェ 911 GT2 RS」。
その圧倒的なポテンシャルを秘めたボディの元色は、ポルシェ伝統の「ガーズレッド」でした。

今回オーナー様より託されたミッションは、「純正の赤をアクセントとして活かしつつ、サーキットに映えるホワイトベースのレーシングデザインへ変貌させる」こと。

世界限定生産という希少性ゆえに、資産価値を損なう「全塗装」は選択肢に入りません。
アルファが提案したのは、元の塗装を守りながら理想の姿を実現する「フルラッピング」。
さらに、過酷なサーキット走行からボディを守るため、フロント周りを中心にラッピングの上から「プロテクションフィルム(PPF)」を重ねるという、美観と保護を両立させたハイブリッド施工を行いました。
施工車両
ポルシェ 911 GT2 RS (Type 991) / ヴァイザッハパッケージ
Before Color
ガーズレッド(純正赤)
Film Material
Base: 3M™ Wrap Film Series 2080 / G10 (Gloss White)
Top: Soft99 CLIMAX IDEAL (PPF)
Menu
1. フルラッピング(ホワイト化)
2. オリジナルデザイン施工
3. フロント周りプロテクションフィルム保護
THE CHALLENGE

「赤」を消す難しさ:徹底的な分解と巻き込み

「赤い車を白くする」。
言葉にすれば簡単ですが、カーラッピングにおいてこれほど難易度の高いオーダーはありません。

赤のような膨張色は、わずか0.5mmの隙間からでも元の色が主張し、白いボディのクオリティを著しく損なうからです。
通常の施工店であれば「外からは見えないレベル」で妥協するところですが、アルファの基準は異なります。

ドアを開けたステップの内側、ボンネットの縁、フェンダーの折り返しに至るまで、元の赤が見えないよう徹底的にフィルムを巻き込みます。
そのために、ヘッドライト、ドアハンドル、ドアミラー、そしてGT2 RS特有の巨大なリアウイングに至るまで、脱着可能なパーツは全て丁寧に取り外し、パーツの裏側までフィルムを施工しています。
これにより、一見しただけではラッピングとは判別できない「純正塗装のような仕上がり」を実現しました。

ORIGINAL DESIGN

既製品を拒絶する:ビスポーク・デザイン

今回は単なるカラーチェンジにとどまらず、往年のレーシングカーを彷彿とさせるストライプやゼッケンの配置もご依頼いただきました。
GT2 RSは極限まで軽量化と空力が追求されており、ボンネットやルーフの形状も通常の911とは異なります。
市販のステッカーや汎用データでは、美しいプレスラインを殺してしまうのです。

0.1mm単位のフィッティング

私たちは実車を入念にスキャン・採寸し、一からデザインデータを設計しました。
特にボンネットストライプは、車を正面から見た時に最も美しく見える幅と角度を計算し、目の錯覚までも利用して「速さ」を視覚的に表現しています。

ボンネットストライプ デザイン詳細
ボディのプレスラインに合わせてストライプ幅を微調整。
サイドデザイン施工詳細
ドアのゼッケンサークルもオリジナル制作。曲面にも歪みなく貼り付けました。
HYBRID PROTECTION

ラッピングの上から「守る」という発想

サーキット走行を前提とする場合、通常のカーラッピングフィルムだけでは防御力が不足します。
時速200kmを超える領域で飛来するタイヤカスや飛び石は、フィルムを貫通し、下の塗装まで傷つける恐れがあるからです。

そこで今回は、ベースとなるホワイトラッピング(3M 2080シリーズ)の上から、フロントバンパーやボンネットなど衝撃を受けやすい箇所に限定して、高機能プロテクションフィルム(Soft99 CLIMAX IDEAL)を重ねて施工しました。

異なるメーカー、異なる素材のフィルムを重ねる「レイヤリング施工」は、気泡や浮きが発生しやすく、非常に高度な技術を要します。
アルファの熟練したインストーラーは、フィルムごとの収縮率の違いを計算し、完璧な密着を実現させました。

VALUE & ASSET

資産価値を守る選択:全塗装とラッピングの違い

近年、空冷ポルシェやGTシリーズなどの限定車は投機的な側面も持ち、その資産価値は高騰し続けています。
そのような車両において、「色を変えたいから」という理由で安易に全塗装(オールペン)を選択することは、自ら資産価値を切り崩す行為に他なりません。

全塗装 (Painting)
一度塗ると元に戻せず、限定車においては「改造車」と同様に見なされ、評価が下がるケースが一般的です。また、塗装膜は衝撃に弱く、サーキット走行中の飛び石による塗装欠け(チッピング)のリスクも防げません。
カーラッピング (Wrapping)
アルファの推奨工法
元の塗装の上にフィルムを貼るため、剥がせばいつでも無傷の「ガーズレッド」に戻せます。色を変えて楽しみながら、紫外線や汚れから純正塗装を守ることができる、資産性とデザイン性を両立した「賢いオーナー」の選択肢です。

※一般的な傾向であり、実際の査定は車両状態や市場によって異なります。

DETAIL WORKS

ディテール:プロフェッショナルの仕事

「最も苦労したのはリアバンパーの放熱ダクト周りです。
GT2 RSは強大なパワーを発生するため、エンジン周りの熱量が凄まじく、フィルムが熱負けして浮いてくるリスクがあります。

今回は耐熱性を考慮したプライマー処理と、フィルムに無理なテンションをかけない『捨て貼り』技法を組み合わせることで、耐久性を確保しました。
見えない部分にこそ、プロの技術が詰まっています。」
(担当インストーラー)
リアバンパー施工詳細
複雑な形状のリア周りも、1枚のフィルムで美しく仕上げています。
ポルシェ 911 GT2 RS 施工完了 リアビュー
完成。ホワイト・レーシング仕様へと生まれ変わりました。
世界に一台だけの車を創る。
「デザイン」と「保護」を、アルファで。

ただ貼るだけの作業なら、他店でも可能です。
しかし、車の資産価値を守りながら、あなたの理想を120%のクオリティで具現化するのは、
技術とデザイン力を兼ね備えたアルファの得意分野です。

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※車種・施工内容に応じたオーダーメイドプランをご提案します。
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