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車のくすみは磨けば取れる?見分け方と、磨きの限界を正直に解説

洗車をしても取れない車のくすみ、磨き作業で綺麗になるのか解説します

洗ったばかりなのに、なんとなく白っぽい。ツヤがなく、ぼんやりして見える。

この「くすみ」は、汚れが残っているのではありません。塗装の表面そのものが変わってしまった状態です。だから、何度洗っても戻りません。

この記事では、東京・足立区で年間1,000台以上を施工しているアルファが、くすみの正体、磨きで戻るかどうかの見分け方、そして磨きの限界を正直にお伝えします。

「これは磨けば戻る?」は写真1枚でお答えできます

目次

車のくすみの正体は、3つが混ざったもの

日差しを浴びる車

ひとことで「くすみ」と呼んでいますが、実際には性質の違う3つが重なっています。どれが主かによって、戻り方が変わります。

くすんで見える3つの理由 ① 細かい傷の集まり 洗車でついた線傷が 無数に重なった状態 光がばらばらに返る 磨きで戻せる ② 酸化した層 紫外線で表面が劣化し くもりガラスのように なった状態 深さによる ③ 固着した汚れ 水垢・鉄粉・油膜が 表面に張りついている 触るとザラつく 除去できる

多くの車では、この3つが同時に起きています。洗車で落ちるのは、③の一部だけです。①と②は洗っても変わりません。

磨けば戻るかどうかは、水をかければ分かります

水に濡れたボディ

専門的な道具は要りません。くすんでいる場所に水をかけて、濡れている状態で見てください。

  • 濡らすと、くすみが消えて艶が戻る:表面の凹凸が水で埋まって平らになった状態です。磨けば同じ状態にできます
  • 濡らしても白っぽいまま:塗装そのものが変質しています。磨いても完全には戻りません
  • 濡らすと消えるが、触るとザラつく:鉄粉や水垢が乗っています。まず除去の工程が必要です

これは私たちが入庫時に必ず行う確認でもあります。水をかけたときの見え方が、磨いたあとの上限だと考えてください。

くすみは上の面から出てきます

車全体が均一にくすむことは、あまりありません。先に出るのは、上を向いている面です。

  • 屋根・ボンネット・トランク:紫外線を真上から受け、雨も乗ったまま乾きます。ここが最初です
  • ドアやフェンダーの上半分:次に出てきます
  • ドアの下側・バンパー:紫外線は当たりにくいものの、跳ね上げた砂で傷が入ります

ドアの下側と屋根を見比べてみてください。同じ色のはずなのに違って見えるなら、それが進んだ分です。下側が本来の色に近い状態です。

進み方の段階と、できること

状態によって、現実的にどこまで戻せるかが変わります。

  • 軽い段階:濡らすと艶が戻る。触ってもザラつかない。下地処理と被膜で、ほぼ元通りになります
  • 中くらい:濡らすとかなり戻るが、乾くと白い。触るとザラつく。鉄粉除去と研磨が必要です。かなり戻ります
  • 進んだ段階:濡らしても白っぽい。手で触ると粉が付く。塗装そのものが劣化しています。見た目は改善できますが、元通りにはなりません

いちばん最後の段階まで来ると、磨いても数か月でまた白くなることがあります。削っても、その下がすでに劣化しているためです。この場合は塗装のやり直しを含めて考えることになります。

写真を撮るなら、濡らした状態と乾いた状態の2枚を

ご相談いただくとき、この2枚があるとかなり正確に判断できます。同じ角度、同じ明るさで撮っていただけると助かります。

磨きとは、塗装を「削る」作業です

ポリッシャーで塗装を磨く作業

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。

磨きは、傷を「埋める」作業ではありません。傷の底の高さまで、周りを削って平らにする作業です。だからくすみが消えて艶が戻ります。

そして削る以上、塗装は確実に薄くなります。

削れる回数には限りがあります

車の塗装は何層かに分かれていて、いちばん外側にクリア層という透明な膜があります。艶を出しているのも、紫外線から色を守っているのも、この層です。

磨きで削っているのは、このクリア層のごく表面です。層には厚みの限りがあり、削り切ってしまうと下の色が出てきます。そうなると磨きでは戻せず、塗り直しになります。

「毎年磨けばずっと綺麗」ではありません

磨きは、必要なときに、必要な分だけ行うものです。状態が悪くないのに何度も磨くのは、塗装の寿命を縮めるだけになります。私たちがコーティングをおすすめするのは、この「磨く回数を減らす」という意味が大きいです。

磨くと、塗装はこうなる 傷が入った状態 上:クリア層/下:色の層 1回磨いたあと 傷の底まで削って平らに 何度も磨くと クリア層が残り少なくなる クリア層を削り切ると、下の色が出てしまい、磨きでは戻せません。 残りの厚みは見た目では分からないので、回数を重ねるほど判断が難しくなります。

格安の磨きに注意が必要な理由

短時間で仕上げようとすると、粗い研磨剤で一気に削ることになります。艶はその場で出ますが、必要以上にクリア層を減らしている可能性があります。

削った量は請求書に書かれません。見た目が同じでも、塗装に残された余力は違います。ここが、磨きという作業の分かりにくいところです。

だから、磨いたあとが大事になります

磨いて艶が戻った直後の塗装は、むき出しの状態です。何もしなければ、また同じ速さで傷が入り、また磨くことになります。

磨いたあとに被膜をかけておけば、次の傷は被膜が受けます。塗装を削る回数を減らせるということです。コーティングの種類の違いはコーティングの種類の比較にまとめています。

洗車機の「くすみ取り」コースとは何か

洗車で水をかける様子

洗車機のメニューに「くすみ取り」「ツヤ復活」といったコースがあって、気になっている方も多いと思います。

名称も中身も施設によって違うため一律には言えませんが、多くは研磨剤を含む薬剤で表面を軽く整えるものです。プロが行う磨きとは工程が別物だと考えてください。

  • 浅いくすみには効果があります:軽い酸化や薄い汚れなら、これで十分なこともあります
  • 深い傷には届きません:短時間で全体に薬剤をかける方式なので、傷の底まで平らにすることはできません
  • コーティング施工車は要注意です:研磨剤入りの場合、被膜を削ってしまう可能性があります

使う前に「研磨剤が入っているか」を確認してください。コーティングをしている車で分からない場合は、避けたほうが無難です。

自分で磨くか、頼むか

細部の作業

市販のコンパウンドとポリッシャーでも、艶は出せます。否定はしません。ただ、失敗したときに戻せないので、判断材料をお伝えします。

自分でやるときに起きやすいこと

  • 一か所だけ削りすぎる:同じ場所に長く当てると、そこだけ熱を持って深く削れます。エッジ(角)は特に薄いので危険です
  • 磨き傷(バフ目)が残る:粗い研磨剤で終わると、渦状の跡が光に当たったときに見えます
  • どこまで削ったか分からない:残りのクリア層の厚みは、見た目では判断できません

試すなら、目立たない場所から

やってみたい場合は、リアバンパーの下側など、見えにくい場所で試してからにしてください。手応えが分かりますし、失敗しても目立ちません。

ボンネットや屋根は面積が広く、失敗すると一目で分かります。ここから始めないでください。

アルファでは、磨きはコーティングの工程に含まれます

コーティング施工後の仕上がり

アルファには「磨きだけ」のメニューはありません。コーティングの前工程である下地処理の中に、洗浄と、必要に応じた研磨が含まれます。

理由は先ほどの通りで、磨いたまま何もかけずにお返しすると、またすぐ同じ状態に戻ってしまうからです。削った意味がなくなります。

メニューM サイズL サイズLL サイズ
ガラスコーティング110,000円〜115,000円〜120,000円〜
セラミックコーティング220,000円〜230,000円〜240,000円〜

いずれも税込です。洗浄・下地処理・ガスグラスプライマー処理を含みます。くすみの程度によって研磨の工程が変わるため、実車を拝見してからのお見積りになります。

詳しくはカーコーティングのページ料金プラン一覧をご覧ください。窓ガラスのウロコ取りなど、部分的な研磨のメニューもあります。

実際の仕上がり

濡らした状態と乾いた状態、2枚の写真でお答えします

LINEで写真を送って相談する

くすみを進ませないために、日常でできること

洗車後の拭き上げ

くすみの原因の多くは、日々の積み重ねです。以下は今日から変えられることです。

  • 洗う前に、水で砂を流し切る:線傷がつくのは、砂を噛んだスポンジで擦った瞬間です
  • 円を描くように洗わない:一方向に動かします。渦状の傷は光に当たると目立ちます
  • 濡れたまま乾かさない:水シミは、水滴がその場で乾くとできます
  • 直射日光の下で洗わない:洗っている間に乾き始めます
  • できるだけ屋内か日陰に停める:紫外線を浴びる時間が、酸化の速さを決めます

手順の全体は洗車の教科書に、屋外保管の考え方は青空駐車の記事にまとめています。

車のくすみについて、よくあるご質問

ボンネットの拭き上げ

洗車機の「くすみ取り」で本当に取れますか

浅いくすみなら効果があります。ただし深い傷の底まで平らにすることはできません。また研磨剤を含む場合、コーティング施工車では被膜を削る可能性があります。使う前に成分を確認してください。

くすみは磨けば必ず取れますか

必ずではありません。水をかけて艶が戻るなら、磨きでほぼ同じところまで持っていけます。濡らしても白いままなら、塗装そのものが変質しているため完全には戻りません。

何年おきに磨けばいいですか

年数では決まりません。磨きは塗装を削る作業なので、必要になったときだけ行うものです。定期的に磨く前提を作らないほうが、塗装は長持ちします。

白い車でもくすみますか

くすみます。ただし白は細かい傷が目立ちにくいため、気づいたときには進んでいることがあります。逆に黒は早い段階で目に見えます。色による違いは淡色車と濃色車の違いをご覧ください。

コンパウンド入りのワックスを使ってもいいですか

コーティングをしていない車なら選択肢になります。コーティング施工車では被膜を削ってしまうので避けてください。表示に「研磨剤なし」「ノーコンパウンド」とあるものを選びます。

まとめ|削る前に、まず見分ける

施工後の光沢
  • くすみは「細かい傷」「酸化した層」「固着した汚れ」が混ざったもの。洗って落ちるのは一部だけです
  • 水をかけて艶が戻るなら、磨きで同じところまで戻せます
  • 磨きは塗装を削る作業。クリア層には厚みの限りがあり、何度もはできません
  • 洗車機のくすみ取りは、浅いくすみ向け。コーティング施工車では成分を確認してください
  • 磨いたあとに被膜をかけると、次に削る回数を減らせます

くすみは、時間が経つほど戻せる範囲が狭くなります。とはいえ、必要もないのに磨くのは塗装を減らすだけです。まず見分けることから始めてください。

アルファは東京・足立区で年間1,000台以上を施工しています。濡らした状態と乾いた状態の写真を送っていただければ、どこまで戻るかをお伝えしますので、お気軽にご相談ください。

東京・足立区のカーコーティング専門店 アルファ

年間1,000台以上の施工実績。ご相談・お見積りは無料です

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