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ホイールコーティングの注意点と料金|意味ないと言われる理由

ガスグラスプライマー処理中のホイール

「ホイールコーティングって、やる意味あるの?」

「注意することはある?」

ボディのコーティングをすると、次に気になってくるのがホイールです。ただ、ボディとは条件がまったく違う場所なので、同じ感覚で考えると期待外れになります。

この記事では、東京・足立区でカーコーティングを手がけるアルファが、ホイールが汚れる仕組み、コーティングで防げること・防げないこと、そして施工前に知っておくべき3つの注意点を、実際の料金も開示したうえでお伝えします。

目次

ホイールが汚れる4つの原因

汚れたホイールと清掃後のホイールを並べて比較した様子
ホイールは車の中で最も汚れが溜まりやすい場所です

ホイールが他の場所と決定的に違うのは、汚れの発生源が車自身にあることです。走れば必ず汚れます。

ホイールに付く4種類の汚れ ブレーキダスト ・ブレーキの金属粉 ・走れば必ず出る ・熱で焼き付く ・欧州車は特に多い 最大の原因 ピッチ・タール ・路面の油分 ・タイヤカスや  ほこりが混じる ・雨では流れない 油汚れ 泥汚れ ・水たまりの跳ね ・未舗装路の走行 ・避けようがない ・落としやすい部類 日常的 融雪剤 ・冬季の道路 ・成分は塩 ・アルミを腐食 ・内側から進む 放置は厳禁 どれも「走っていれば必ず付く」もの。これがホイールの前提です

特に融雪剤は要注意。アルミの腐食は内側から進むため、見た目では気づきにくくなります

特にブレーキダストはやっかいです。ブレーキは金属同士を摩擦させて減速する仕組みなので、走れば必ず金属粉が出ます。制動力を重視するスポーツカーや欧州車ほど削れやすい素材が使われており、汚れる量も増えます。

融雪剤も見逃せません。主成分は塩化カルシウムや塩化ナトリウム、つまり塩です。鉄と違ってアルミの腐食は見た目に分かりにくく、内部から先に侵食していきます。気づいたときには進んでいる、という性質のものです。

コーティングで防げること・防げないこと

泡をつけてホイールを洗浄している様子
コーティングの価値は「汚れない」ではなく「落ちやすくなる」ことにあります

ここを正確にお伝えします。コーティングをしても、汚れの付着は避けられません。

ブレーキを踏めばダストは出ますし、路面が近いので巻き上げも起きます。この条件は施工しても変わりません。コーティングの真価は、その先にあります。

コーティングなしコーティングあり
汚れの付着付く付く(防げません)
汚れの落ちやすさ専用クリーナーとブラシが必要水圧をかけるだけで落ちることが多い
汚れの固着時間が経つと焼き付く被膜が間に入るため固着しにくい
洗車の手間ホイールだけで時間がかかるボディのついでに済むようになる

ホイールは無機質のガラス被膜を形成することで、有機質の汚れ全般が付着しづらくなります。洗車が楽になることが最大のメリットだとお考えください。

洗車をしない方は、効果を実感できません

逆に言えば、そもそも洗車をほとんどしない方には向いていません。「落ちやすくなる」ことが価値なので、落とす機会がなければ意味がありません。この場合は正直にそうお伝えしています。

【注意1】市販のホイールクリーナーが使えなくなる

ホイールを手で洗浄している様子
施工後は、強い薬剤もブラシも不要になります(画像はイメージです)

いちばん多い失敗がこれです。施工後に、今まで使っていたホイールクリーナーを使ってしまう。

市販のホイールクリーナーは、ブレーキダストやピッチ・タールという頑固な汚れを落とすための製品です。そのぶん成分が強く、コーティング被膜にダメージを与えることが多くあります。ホイール用と書かれていても同じです。

また、ホイール用ブラシでゴシゴシ擦る洗い方もNGです。せっかくの被膜を自分で削ることになります。

  • 基本は水圧をかけて流すだけ。これで大半は落ちます
  • 落ちない汚れは、中性のコーティング車用シャンプーで
  • 強い薬剤・ブラシは使わない
  • 迷ったら施工店に確認する(製品によって相性があります)

【注意2】ボディ用のコーティング剤は向かない

テスラ モデル3のホイールのクローズアップ
ボディ用の剤をそのまま流用すると、逆効果になることがあります

「ボディ用のコーティング剤が余っているから、ホイールにも塗ろう」——これは逆効果になる場合があります。

コーティング剤には大きく有機系無機系があります。有機系のコーティングには、有機物の汚れを寄せ付けてしまう性質があります。

そしてホイールに付く汚れ——ブレーキダスト、ピッチ・タール、路面からの巻き上げ——は、ほとんどが有機系の汚れです。つまり有機系コーティングをホイールに塗ると、汚れを呼び込むことになりかねません。

有機系が悪いわけではありません。無機系には出せないしっとりとした光沢は、ボディの艶出しには適しています。ホイール用・樹脂用といった専用品が分かれているのは、こうした理由からです。

【注意3】脱着の有無で、内容も費用も変わる

ポルシェ 911のホイールのクローズアップ
ホイールを外すかどうかで、施工できる範囲が変わります

ホイールコーティングの費用は、店舗によって4本で1万円〜8万円程度とかなり幅があります。剤の差もありますが、いちばん大きいのは「ホイールを外すかどうか」です。

脱着するかどうかで、守れる範囲が変わる 脱着なし ・ホイールの表面(見える面) ・施工時間が短い ・費用を抑えられる まず試したい方に 脱着あり ・内側・裏側まで施工できる ・タイヤハウス内にも対応 ・設備と技術と時間が要る 徹底的に守りたい方に 見積もりを比べるときは、脱着の有無を必ず確認してください

同じ「ホイールコーティング」でも、中身がまったく違うことがあります

もうひとつの価格差の要因が、単体で頼めるかどうかです。コーティング専門店の中には、ボディの施工を前提としてホイールをオプション扱いにしている店もあります。ホイールだけをお願いしたい場合は、事前に確認しておくと安心です。

アルファのホイールコーティング料金

ポルシェ タイカンのホイールのクローズアップ
アルファでは脱着の有無で2つのメニューをご用意しています
メニュー料金(税込)内容
ホイールコーティング(レギュラー)33,000円ホイールを外さずに施工。費用を抑えたい方に
ホイールコーティング(プレミアム)60,500円ホイールを脱着し、タイヤハウス内までコーティング

※アルファのカーコーティング料金表より(税込)。ホイールの状態やサイズにより変動する場合があります。

プレミアムは、通常は手の届かない内側や裏側、そしてタイヤハウス内まで施工します。融雪剤を撒く地域を走る方や、ブレーキダストの多い欧州車にお乗りの方には、こちらの範囲が効いてきます。

「どちらを選べばいいか」は、お車と使い方で変わります。LINEで車種・ホイールの写真・走る環境をお送りいただければ、率直にお答えします。レギュラーで十分ならそうお伝えします。

「ホイールコーティングは意味ない」と言われる理由

泡をかけて洗浄している黒いアルミホイール
期待していたことと、コーティングの役割がずれていると「意味なかった」になります

検索すると「意味ない」という声も出てきます。私たちはこれを否定しません。実際、そうなってしまうケースがあるからです。

理由1:「汚れなくなる」と思っていた

いちばん多いのがこれです。コーティングをしても汚れは付きます。付いた汚れが落ちやすくなるだけです。ここを「汚れないもの」と期待すると、必ず裏切られます。

理由2:洗車をしないので、効果を使う場面がない

「落ちやすくなる」ことが価値なので、そもそも洗車をしなければ実感のしようがありません。汚れたまま放置すれば、被膜があっても見た目は汚れたままです。

理由3:市販クリーナーで被膜を落としてしまった

施工後も今までどおり強いホイールクリーナーとブラシを使っていれば、被膜は早期に削られます。効果が短いのではなく、自分で落としてしまっているケースです。

よくあるご質問

ポルシェのホイールとブレーキキャリパーのクローズアップ
キャリパーが見えるホイールほど、内側の清掃性が効いてきます

ホイールコーティングの料金はいくらですか?

アルファではレギュラー(脱着なし)が33,000円、プレミアム(脱着あり・タイヤハウス内まで)が60,500円(いずれも税込)です。ホイールの状態やサイズにより変動する場合があります。

コーティングをすればホイールは汚れなくなりますか?

汚れなくなるわけではありません。ブレーキダストは走れば必ず出ますし、路面からの巻き上げも避けられません。コーティングの価値は、付いた汚れが落ちやすくなることです。水圧をかけるだけで落ちることが多くなり、洗車が大幅に楽になります。

施工後もホイールクリーナーは使えますか?

おすすめしません。市販のホイールクリーナーは頑固な汚れを落とすため成分が強く、コーティング被膜にダメージを与えることが多くあります。基本は水圧をかけて流すだけ、落ちない汚れは中性のコーティング車用シャンプーをお使いください。

ボディ用のコーティング剤をホイールに使ってもいいですか?

向きません。有機系のコーティングには有機物の汚れを寄せ付ける性質があり、ホイールに付く汚れはほとんどが有機系です。かえって汚れを呼び込むことになりかねません。ホイール用として設計された製品をお使いください。

レギュラーとプレミアムはどちらを選ぶべきですか?

走る環境で決まります。融雪剤を撒く地域を走る方、ブレーキダストの多い欧州車にお乗りの方は、内側やタイヤハウス内まで施工できるプレミアムが効いてきます。まず試したいという方はレギュラーからで構いません。

ホイールだけの施工もお願いできますか?

ご相談ください。店舗によってはボディ施工とセットが前提の場合もありますので、ホイールだけをご希望の場合は事前にお伝えいただけると案内がスムーズです。

まとめ|「汚れない」ではなく「落ちやすくなる」

アルファの職人が手洗いでボディを洗っている様子
洗車をする方ほど、効果を実感しやすい施工です
  • ホイールの汚れはブレーキダスト・ピッチタール・泥・融雪剤の4つ。走れば必ず付く
  • 融雪剤による腐食はアルミの内側から進むため、見た目では気づきにくい
  • コーティングをしても汚れは付く。価値は「落ちやすくなる」こと
  • 施工後は市販のホイールクリーナーとブラシを使わない
  • ボディ用(有機系)の剤は、かえって汚れを呼び込むことがある
  • 脱着の有無で施工範囲も費用も変わる。見積もりでは必ず確認する
  • アルファはレギュラー33,000円/プレミアム60,500円(税込)

ホイールコーティングは、洗車をする方にはとても分かりやすく効く施工です。逆に洗車をほとんどしない方には向きません。ここさえ噛み合っていれば、「意味なかった」にはなりません。

ホイールの写真1枚で、必要なメニューをお答えします

ホイールの状態と、走る環境(融雪剤を撒く地域か、高速をよく使うか)をお聞かせください。
レギュラーで十分なら、そうお伝えします。上位メニューを押し売りすることはありません。

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