【99%知らない】カーコーティングもメンテナンスが絶対に必要な本当の理由

コーティング施工後の911T

カーコーティングの謳い文句に「~ヵ月間ノーメンテでも大丈夫」などと書かれたものを目にしたことがありますでしょうか。
本当にメンテナンスフリーでも問題ないのか、屋外保管でも雨風にさらされている状態でも問題ないのか。
当コラムではカーコーティング後にはメンテナンスが不要という記載は事実なのか。

解説していきたいと思います。

目次

コーティングには定期的なメンテナンスが必要です

結論から言うと答えは「NO」

何年間もメンテナンス不要、と謳うコーティングも世の中にはあります。
確かにガラスコーティング被膜そのものは数年で失われるものではありません。
被膜さえ残っていればOKということであればメンテナンスは必要ないでしょう。

しかし撥水性能や防汚性能といった機能面は違います。
被膜の上に汚れが蓄積されることで撥水性は悪くなり、ツヤや光沢も失われていきます。
コーティングの性能を活かし、綺麗を保つことが目的であるならばメンテナンスは欠かせません。

メンテナンス時期のサイン

メンテナンスが必要になる頻度は日常の使用状況や駐車環境、またボディカラーなどによって変わってきます。
これが起こったらメンテナンス時期が近いというサインを3つご紹介します。

洗車しても汚れが落ちづらい

コーティング施工直後はボディに付着した汚れが非常に落ちやすくなり、カーシャンプーを使わず水洗いするだけでも簡単に流れ落ちてしまいます。
しかし、汚れが付着したまま時間が経過したり洗車の頻度が低い場合には汚れが徐々にコーティング被膜に浸透し、洗車しても落ちづらくなってしまいます。
こうなればメンテナンスの時期になります。

水弾きが悪くなってきた

撥水しなくなってくるとコーティングが落ちたんじゃないか、と思う方がいらっしゃいます。
しかしコーティングの被膜は簡単に落ちるものではありませんのでご安心ください。
撥水しなくなる原因の大半はコーティング被膜の上に付着した汚れです。
洗車によって復活することもありますが、それでも撥水がいまいちだと思ったらメンテナンスの時期かもしれません。

洗車では落ちないシミがある

雨などの水滴がボディの上に乗ったまま乾燥してしまうとウォータースポットなどのシミになる場合があります。
このような洗車だけでは落ちないシミが発生してしまったらメンテナンスの時期です。
シミを放置してしまうと固着し、磨き直しの再施工が必要になる場合もあります。
シミに気付いたらなるべく早めにメンテナンスを行いましょう。

メンテナンスが必要だと感じたら

コーティングのメンテナンスは基本的には施工店に依頼することになりますが、ご自身で行うこともできます。
ボディの状態によっては道具や溶剤の種類などが必要になりDIYは難しい場合もありますが、コスト面でのメリットもあります。
ここでは適切なメンテナンス方法をご紹介しますので、ご自身で出来そうならチャレンジしてみてください。

洗車

ボディには目に見えない様々な汚れが付着しています。コーティングのメンテナンスは必ず洗車をしてから行いましょう。

汚れの除去

メンテナンスのメイン工程。洗車では落ちない汚れを性質に合わせたケミカルを使い分けて落としていきます。
特に花粉ジミや鉄粉など、日常の洗車で落としづらい汚れはしっかり除去していきます。

トップ被膜の塗布

2層式のコーティングは高硬度で塗装面を保護するベース層と、撥水や光沢に優れるトップ層に分かれます。
ベース層が無事であればトップ層のみ塗布するメンテナンスでまた長期間美しさを維持できます。

以上の3工程のうち、メンテナンスの要は汚れの除去です。
どんな汚れにも使える万能メンテナンス剤があるわけではないため、状態によって使用する溶剤の判断が必要になります。
専門店に依頼したときの費用相場は5,000円~20,000円ほどで、DIYと使い分けましょう。

アルファでは無料メンテナンスが付属しています

当店でコーティング施工させていただいた全てのお車に、コーティングメンテナンスを3回無料でお付けしています。
綺麗にするのは専門店なら当然。その綺麗さを維持してこそのプロショップ、という考えのもと設定されたアルファのカーコーティングをぜひご利用ください。

まとめ

当記事では「~年間メンテナンス不要」と書かれたコーティング剤の真偽について、メンテナンスの重要性を解説していきました。
コーティング被膜が完全に失われるわけではありませんが、メンテナンスを怠ることでコーティング被膜本来のパフォーマンスを発揮できないということがお分かりいただけたかと思います。
定期的なメンテナンスが難しい、面倒当い方もいらっしゃるとは思いますのでそのような場合にはプロに依頼してみるのもひとつの手でしょう。

綺麗な愛車で最高のカーライフを送ってください。

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