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テスラの塗装は弱い?柔らかい塗装の実際と、新車で傷がある理由

Tesla Paint Care

テスラの
塗装は弱い?
柔らかさと、新車の傷の理由。

「弱い」と言われるものの中身を3つに分けて、何をすれば防げるのかを、テスラを日常的にお預かりしている現場からお伝えします。

  • モデル3・Y・S・Xの施工実績
  • 東京・足立区の施工店
  • 納車前のご相談も承ります
テスラのボンネットとエンブレム
テスラのボンネットとエンブレム
3つ「弱い」の中身(柔らかさ・新車時の傷・目立つ形)
4段階手を打つ順番(コーティングから樹脂まで)
110,000円〜ガラスコーティング(Mサイズ)
1,000台以上アルファの年間の施工台数

「テスラは塗装が弱い」。納車前後にこの言葉を見て、不安になった方が多いと思います。

東京・足立区のアルファでは、モデル3・モデルY・モデルS・モデルXを日常的にお預かりしています。その現場から見て、この評判は半分正しく、半分は誤解です。

この記事では、私たちが施工前に実際に見ているテスラの状態をもとに、「弱い」と言われるものの中身を分解し、何をすれば防げるのかをお伝えします。

この記事の結論

テスラの塗装は柔らかい部類です。ただ「弱い」と言われるものの中身を分けて見ると、ほとんどは先に手を打てば防げます。

  • 塗装は柔らかい部類で、細かい傷が入りやすいのは事実です。
  • 新車時の傷は、納車前の下地処理がないことが原因です。塗装の性能とは別の話です。
  • グリルがないぶん、飛び石は塗装に直接当たります。これはコーティングでは防げません。
  • ガラスルーフは熱と水シミ、モデルYの樹脂パーツは白化が課題です。
  • 手を打つ順番は、コーティング → フロントのPPF → 遮熱フィルム → 樹脂です。

納車前・納車直後のご相談がいちばん効果的です

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ボディ全体を透明(ULTIMATE PLUS)かマット(STEALTH)で守るプランが対象です。
1か月後と12か月後の無料点検つき。フロントだけ・部分施工は対象外です。
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01 / WHAT「テスラの塗装は弱い」の中身は3つに分かれます

テスラのボンネットとエンブレム

ひとまとめに「弱い」と言われていますが、私たちが見ているのは性質の違う3つのことです。分けて考えると、対策も変わってきます。

  • ① 塗装が柔らかく、細かい傷が入りやすい。洗車のたびに線傷が増えていきます
  • ② 新車の時点ですでに傷がある。これは塗装の性能ではなく、納車までの流れの問題です
  • ③ 傷が目立ちやすい形をしている。グリルがなく、面が大きく、平らです

このうちいちばん誤解されているのが②です。「テスラの塗装が弱いから新車なのに傷がある」のではなく、他のメーカーで当たり前に行われている工程が、テスラにはないというだけの話です。順に説明します。

02 / POINT① 塗装が柔らかい|磨いていて分かること

テスラのボンネットの拭き上げ作業

塗装の硬さは、磨いていると手応えで分かります。同じ機械、同じ番手で当てても、削れ方が車種によって違うためです。

私たちの実感として、テスラの塗装は国産車や欧州車と比べて柔らかい部類に入ります。数値でお見せできるものではありませんが、施工前の状態を見ても、洗車傷の入り方が他より早いと感じます。

柔らかいと、何が起きるのか

柔らかい塗装は、硬いものが触れたときに逃げずに傷が残ります。洗車スポンジに砂が1粒挟まっていれば、その線がそのまま入ります。

とくにテスラに多いソリッドブラックやミッドナイトシルバーのような濃い色では、その線が光に当たるたびに白く浮かびます。

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洗車傷が入るまで 硬い塗装 砂粒が当たっても 表面で受け止める 傷は浅い 柔らかい塗装 砂粒がそのまま 食い込んで線になる 傷が残る 被膜がある状態 硬い膜が先に受ける 塗装まで届きにくい 傷が減る

つまり柔らかい塗装ほど、上に硬い層をつくる意味が大きいということです。コーティングの種類による硬さの違いはコーティングの種類の比較にまとめています。

硬ければ硬いほど良い、ではありません

塗装は温度で伸び縮みします。硬すぎる被膜を厚く重ねると、その動きについていけずに割れることがあります。ガラスを5層、10層と重ねるような施工は、テスラの塗装には向かないと私たちは考えています。硬さと追従性のバランスを取ることが大切です。

色によって、見え方はかなり違います

同じ傷でも、ボディカラーによって目立ち方が変わります。テスラで人気のソリッドブラックのような濃い色は、細かい線傷がいちばん見えます。暗い面の上に、傷が白い線としてのります。

反対にパールホワイトやシルバー系では、同じ傷があっても光に溶けてほとんど分かりません。傷の量が違うのではなく、見えるかどうかが違うだけです。

「黒いテスラは傷だらけになる」という声をよく聞きますが、正確には「黒だと、ついた傷が全部見える」ということです。色ごとの手入れの違いは淡色車と濃色車の違いにまとめています。

日常でいちばん効くのは、洗い方です

柔らかい塗装で傷を増やさないために、いちばん効果があるのは高価な用品ではなく洗い方です。

  • 洗う前に、水で砂を流し切る:スポンジを当てる前の一手間で、線傷はかなり減ります
  • スポンジを落としたら、そのまま使わない:地面の砂を拾っています。洗い直すか替えてください
  • 拭き上げは押し当てず、水を吸わせる:こするほど傷は増えます

手順の全体は洗車の教科書にまとめました。

この3つは、どれも道具を買わずに今日からできます。テスラのオーナー様で「納車1年で細かい線傷だらけになった」という方の多くは、洗い方に原因があります。柔らかい塗装は、同じ洗い方でも他の車より早く結果が出るだけです。逆に言えば、洗い方を変えれば、いちばん早く差が出る車でもあります。

03 / WHY② 新車なのに傷がある|テスラには納車前の下地処理がありません

テスラの施工作業

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。

テスラは基本的にWebで注文します。実店舗はありますが、そこは展示・説明・試乗が中心で、注文はご自身のスマートフォンやパソコンから行います。注文画面に、コーティングの項目はありません。

従来のメーカーであれば、ディーラーが納車前にコーティングを案内し、その工程の中で洗車や磨きが入ります。この「納車前にひと手間かける仕組み」が、テスラにはありません。

車は工場から来るまでに、外に置かれています

どのメーカーの車も、工場を出てから手元に届くまでに、陸送や港のヤードで数週間から数か月、雨風にさらされます。これはテスラに限った話ではありません。

違うのは、その汚れや小傷を落とす工程が入るかどうかです。他のメーカーでは納車前の準備でリセットされているものが、テスラではそのまま手元に届きます。

だから、テスラのコーティングをご依頼いただいたお客様から、施工後によく言われる言葉があります。

「新車の時より綺麗になった」

これは大げさな表現ではありません。納車時の状態が、本来の塗装の状態ではなかったというだけです。下地処理で汚れと浅い傷を落とすと、多くの場合そこから明らかに変わります。

つまり②は塗装の性能の問題ではなく、納車までの流れの問題です。そして、これはこちらで手を打てば解決します。

04 / POINT③ グリルがないぶん、飛び石が直接当たります

グリルのないテスラのフロント

エンジンがないテスラには、冷却用のグリルがありません。デザイン上の大きな特徴ですが、保護という面では不利に働きます。

エンジン車では、飛んできた石や虫がまずグリルの格子に当たります。テスラでは、それが塗装面に直接当たります。

しかもフロント全体が大きく平らな面なので、傷が入ると視線が集まりやすい。とくに濃色車では、白く欠けた点がはっきり見えます。

飛び石はコーティングでは防げません

ここは正直にお伝えします。コーティングの被膜は数ミクロンから十数ミクロンの厚さです。虫の体液によるシミや雨ジミには効きますが、走行中に当たる石の衝撃を受け止める厚みはありません。

物理的な衝撃に対して有効なのは、厚さ約190〜200ミクロンのプロテクションフィルム(PPF)です。コーティングの十数倍の厚みがあり、石が当たってもフィルムが受け止めます。

飛び石対策の考え方はテスラにコーティングだけで後悔する理由で詳しく書いています。

「フロントだけならいくら?」は車種をお伝えいただければお答えできます

05 / POINT全面ガラスルーフは、熱と水シミの両方が課題です

テスラの全面ガラスルーフ(車内から)

テスラのもうひとつの特徴が、屋根一面のガラスです。開放感は圧倒的ですが、面積が大きいぶん次の2つが起こります。

  • 夏の暑さ:頭上から日射が入ります。EVは冷房も電力を使うため、航続距離にも関わってきます
  • ウロコ(水シミ):ガラスは水滴が留まりやすく、そのまま乾くとミネラル分が輪になって残ります。屋根なので拭き上げも後回しになりがちです

暑さには、透明度を保ったまま赤外線を抑える遮熱フィルムが有効です。効果や料金、車検の扱いはテスラのガラスルーフが暑い問題の記事にまとめました。

水シミについては、水滴が残りにくい状態をつくることが対策になります。水の逃げ方の違いは撥水・親水・滑水の解説をご覧ください。

06 / POINTモデルYのテール周りは、未塗装樹脂です

ソリッドブラックのテスラ

見落とされがちですが、モデルYのリア周りなどには塗装されていない黒い樹脂パーツが使われています。

この部分は紫外線を直接浴びるため、数年で灰色にくすんできます(白化)。ボディがどれだけ綺麗でも、ここが白いと車全体が古く見えます。

市販の艶出し剤でも一時的に黒く戻りますが、持ちは数週間から1、2ヶ月です。詳しくは未塗装樹脂の白化を黒く戻す方法にまとめています。

07 / HOW TOでは何をすればいいか|優先順位をつけて考える

テスラへのプロテクションフィルム施工

全部やる必要はありません。予算と乗り方に応じて、順番に手を打てば十分です。

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テスラで手を打つ順番 1. 下地処理とコーティング 納車時の傷と汚れを落とす。洗車傷が増えるのを抑える。まずここから 2. フロント周りのプロテクションフィルム グリルがないぶんの飛び石対策。高速道路をよく走る方は優先度が上がります 3. ガラスルーフの遮熱フィルム 夏の暑さが気になる方。冷房の負担が減れば航続距離にも関わります 4. 未塗装樹脂パーツ 白化が始まる前に。あとから戻すより、先に守るほうが早く安く済みます

タイミングは「納車直後」がいちばん良い

理由は単純で、洗車傷が増える前のほうが、下地処理の工程が短く済むからです。

1年、2年と乗ってから施工すると、その間に入った傷を落とす作業が加わります。仕上がりは同じところまで持っていけますが、時間と費用は納車直後のほうが抑えられます。

ただ、すでに乗っている方が手遅れというわけではありません。状態を拝見して、どこまで戻るかをお伝えします。

もうひとつ、納車直後を勧める理由があります。テスラは納車前の磨きが入っていないので、輸送中の汚れが塗装にのった状態で届きます。これを落とさずに乗り始めると、洗車のたびにその汚れを塗装に擦りつけることになります。納車してすぐ下地処理をするのは、「守る」より前に「まず一度きれいにする」という意味もあります。

08 / PRICEアルファのテスラ向けメニューと料金

テスラ モデルSの仕上がり

→ 横にスクロールできます

メニューM サイズL サイズLL サイズ
ガラスコーティング110,000円〜115,000円〜120,000円〜
セラミックコーティング220,000円〜230,000円〜240,000円〜
PPF フロントセット278,000円〜373,000円〜410,000円〜
PPF フルセット874,000円〜1,113,000円〜1,336,000円〜

いずれも税込です。コーティングには下地処理とガスグラスプライマー処理が含まれます。ヘッドライトやミラーカバーだけといった部分施工もご用意していますので、まずは試したいという方はそちらもご検討ください。

全メニューは料金プラン一覧、施工内容はカーコーティングとプロテクションフィルムのページをご覧ください。ラッピングと組み合わせる場合の費用はテスラのラッピング・PPF価格にまとめています。

実際の仕上がり

事例のページでは、施工前の塗装の状態と、下地処理でどこまで整ったかを写真で載せています。テスラは白と黒のご依頼が多いので、それぞれの色でどう見えるかも確認できます。「自分の車もこうなるのか」を判断する材料にしてください。同じ色・同じモデルの事例があれば、そこから見るのが早いです。

09 / FAQテスラの塗装について、よくあるご質問

雨に濡れたテスラ
テスラの塗装が弱いというのは、本当ですか?

私たちが施工していて感じる範囲では、塗装は柔らかい部類に入ります。ただし「すぐ剥がれる」「劣化が早い」という意味ではありません。細かい傷が入りやすい、というのが実際のところです。

ですから、「弱いから何もできない」ではなく「柔らかいから、扱いを少し変える」が正しい受け止め方です。洗い方を変え、必要なら守る膜をのせる。それだけで、他の車と同じように長くきれいに乗れます。塗装が柔らかいこと自体は、直せるものでも直すものでもありません。

新車なのに傷があるのはなぜですか?

テスラには納車前のコーティングや磨きの工程がないためです。どのメーカーの車も輸送中に汚れや小傷がつきますが、それを落とす手順が入っていないだけで、塗装そのものの問題ではありません。

他のメーカーの車は、販売店が納車前に洗車と簡単な磨きをしてから渡すことが多く、その工程で輸送中の汚れや小傷が落ちています。テスラはその工程を省いているので、工場を出たときの状態に近いまま届きます。納車時に気づいた傷は、写真に撮って残しておくと、あとで相談するときに役立ちます。

洗車機に入れても大丈夫ですか?

入れられますが、細かい線傷は確実に増えます。柔らかい塗装なのでなおさらです。濃色車の場合は数年で全体が白っぽく見えてきます。気になる方は手洗いをおすすめします。

どうしても洗車機を使う場合は、ブラシの当たらない水洗いだけのコースを選び、そのあと手で拭き上げてください。ワックスや艶出しのコースは、塗装の上に余計な膜を重ねるので、あとでコーティングをするときに落とす手間が増えます。月に1回でも手洗いを挟めると、線傷の増え方はかなり変わります。

コーティングとプロテクションフィルム、どちらを先にすべきですか?

予算に限りがある場合は、まずコーティングです。車全体の洗車傷と汚れに効きます。そのうえで高速道路をよく走るなら、フロント周りのフィルムを足す形が現実的です。

理由は、コーティングは車全体に効き、フィルムは貼った場所にだけ効くからです。まず全体の土台を作ってから、飛び石の当たりやすい場所を部分的に足す、という順番が無駄がありません。両方を同時に施工する場合は、フィルムを先に貼ってからコーティングをかけます。

すでに1年乗っています。今からでも間に合いますか?

間に合います。すでに入った傷を落とす工程が加わるぶん、納車直後より時間はかかりますが、多くの場合しっかり戻ります。どこまで戻るかは実車を拝見して判断します。

目安として、屋内保管で手洗いをしてきた車なら、納車直後とほぼ同じ仕上がりになります。青空駐車で洗車機を使ってきた車は、下地処理に時間がかかりますが、それでも見違えるほど変わります。「もう遅い」と諦める前に、一度写真を送ってみてください。斜めから光を当てた写真だと、傷の状態が伝わりやすいです。

10 / SUMMARYまとめ|弱いのではなく、手が入っていないだけです

テスラ モデルYとモデル3
  • 塗装は柔らかい部類。細かい傷が入りやすいのは事実です
  • 新車時の傷は、納車前の下地処理がないことが原因。塗装の性能とは別の話です
  • グリルがないぶん、飛び石は塗装に直接当たります。これはコーティングでは防げません
  • ガラスルーフは熱と水シミ、モデルYの樹脂パーツは白化が課題です
  • 手を打つ順番は、コーティング → フロントのPPF → 遮熱フィルム → 樹脂

「テスラは塗装が弱い」という言葉だけを見ると不安になりますが、中身を分けて見れば、ほとんどが先に手を打てば防げることです。

アルファは東京・足立区で年間1,000台以上を施工しており、モデル3・Y・S・Xの実績があります。納車前でも、すでに乗られている状態でも、まずは状態を拝見してご提案しますので、お気軽にご相談ください。

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